「ねぇ 話聞いてよ><恋愛相談アプリ」のハッピーエンド、ノーマルエンド、バッドエンドの全文を公開します。プレーする気はなくなったけど結末が気になる方向けてのネタ晴らし資料です。 (2016/01/14 新シナリオ対応済)

エンディング 全文公開

☆まぉ☆ 黒木真央

黒木真央 バッドエンド

黒木真央は、沈んだ顔をして歩いていた
隣には、別れずはずだった彼氏が
並んで歩いていた
別れることは、叶わなかった
それ以上に、彼女を苦しめたのは
男友達が彼女に掛けたことばだった

「そもそも彼氏がいるのに、
僕と会うなんて…」
突き放すように男友達が言った
彼女は泣きながら、心に強く誓った

恋愛相談アプリ ☆まぉ☆ バッドエンド
☆まぉ☆ バッドエンド

「もう相談なんか、誰にもしない…」
その後の学校生活、彼女が男友達と
はなすことはなかった

黒木真央 ノーマルエンド

黒木真央は、教室で男友達をみつめている
男友達の協力を得て、
彼氏と別れることに成功した
けれど、その後の告白は
失敗に終わってしまった
「ごめん、でも、大切な友達に
変わりないから」
そう彼女に、優しく言った

恋愛相談アプリ ☆まぉ☆ ノーマルエンド
☆まぉ☆ ノーマルエンド

恋は叶わなかったものの、
彼女の表情は穏やかだ
彼女の隣に、あの彼氏はもういない
「また、相談に乗ってもらおうかな」
その後の学校生活も、
よき友人としての関係が続いた

黒木真央 ハッピーエンド

黒木真央は、男友達と
肩をくっつけるようにして
ひとつのスマホ画面を一緒に眺めていた
「面白いゲームでもみつけたの?」
「ううん、この人のおかげで…
私たち、恋人同士になれたんだよ」
「へえ…?」
「うん、すごく頼りになる人なの。
今度、ゆっくり話すね」

恋愛相談アプリ ☆まぉ☆ ハッピーエンド
☆まぉ☆ ハッピーエンド

晴れやかな表情をうかべた彼女は男友達と…
今となっては新しい彼氏とぴったり寄り添って
その後も楽しい学校生活を送った

Rika 竹内里佳

竹内里佳 バッドエンド

竹内里佳は、意中の彼のために奔走した
「今日こそ、突き止めなくては・・・」
そう意気込んで、外に出た瞬間だった
ちょうど仕事から帰宅した、
意中の彼と鉢合わせてしまった
「君・・・・・あの店の、店員だよな」
彼女を見た彼の顔は、
みるみるうちに青ざめていった
「どうして、隣に住んでるんだ?!
まさか君が・・・」
「ちがいます・・・私は、あなたのために」
とっさに否定の言葉を口にしたが、
混乱した彼は全く聞く耳を持たなかった

恋愛相談アプリ Rika バッドエンド
Rika バッドエンド

詳細に説明するほど
かえって彼女の印象は悪くなった
そして数日と経たない内に、彼は引っ越したという
その後、ストーカー殺人事件という最悪な形で
彼の所在を知ることとなる

竹内里佳 ノーマルエンド

竹内里佳は、彼を心待ちにしていた
「そろそろ、迎えにいかなくては・・・・・」
あの日から一週間後・・・
意中の彼のSNSページに、
こうコメントが載せられていた
“ストーカー被害がなくなりました!”
“このところ、仕事もプライベートも絶好調!”

恋愛相談アプリ Rika ノーマルエンド
Rika ノーマルエンド

これを見た彼女は、確信した
自分の今までの行いは正しく、
・・・認められたのだと
「これからもお守りします…クフフフ」
その後も彼女は、正義と称して
ストーカー行為を続けている

竹内里佳 ハッピーエンド

竹内里佳は、いつになく緊張していた
あの日から、一週間・・・
彼女は一切、彼のSNSページを見ていない
自分の口から近況を聞こうと決めたからだ
そうして再び彼がお店を訪れたとき、
彼女ははじめて自分から声をかけた
「いらっしゃいませ、
ご注文がお決まりになりましたら…」
「あ、お姉さん、僕久しぶりに
来ちゃいましたよ」
「…あ、お、お待ちしておりました…!」
彼女の素っ頓狂な声に、彼は笑ってみせた
「待っててくれたんですね、じつは最近ねーー」
そこからは、彼は店員である彼女を
その場にしばらく拘束して離さなかった
話によれば、悩み事からは
すっかり解放されたらしい

恋愛相談アプリ Rika ハッピーエンド
Rika ハッピーエンド

「元気そうで・・・なによりです・・・」
帰り際、彼はこっそり彼女の手に
アドレスを書いたメモを握らせたという

みか 大野美香

大野美香 バッドエンド

大野美香は、スマホを壁に投げつけた
床に落ちたスマホの画面には
幸せそうな顔を浮かべている男と
女性が映っている姿が、写真を添えて
タイムラインに投稿したものだ

恋愛相談アプリ みか バッドエンド
みか バッドエンド

「……彼の隣は、あたしの居場所なのに」
いくら彼女が悔やんだところで、
状況は変わらない
大野美香は、ひとりになった
彼女の心の壁を壊れる者はもういない
その後…彼女は誰とも結ばれることなく
孤独な日々を送った

大野美香 ノーマルエンド

大野美香は、毎日ケーキ作りにはげんでいた
いつしか、他のパティシエ達の
指導を任されるほどに腕が上達していた
店長に褒められるたびに、
つらい思い出を忘れていくようだった
大野美香は、彼氏を振り向かせるために
あらゆる手を尽くした
けれど、彼氏が再び彼女に
振り向くことはなかった

恋愛相談アプリ みか ノーマルエンド
みか ノーマルエンド

「あたし、やれることは全てやったもの」
それでもどこか吹っ切れたような
表情を浮かべている
「いい加減次の恋に、踏み出さないとね」
そう言って、隣で黙々と働く店長をみつめた
彼女は仕事に全力を注ぎ、
充実した日々を送っている

大野美香 ハッピーエンド

大野美香は、彼氏と並ぶようにして
キッチンに立っている
一緒にケーキを作っている最中だった
「あなたは座ってていいのよ、
仕事、疲れているでしょ?」
「美香、僕に優しくなったね?」
「応援してくれる人がいるから、
がんばれたの」
そう言って、彼氏に笑ってみせた
…彼女は、彼氏にもう一度だけ
チャンスをくれるようにお願いした
自分を変える努力を惜しまなかった
そして見事、彼を再び振り向かせることに
成功した

恋愛相談アプリ みか ハッピーエンド
みか ハッピーエンド

もう彼氏がよそ見をすることはない、
それほど今の彼女は魅力に溢れていた
そう遠くはない未来、ふたりは自分達の手で
ウェディングケーキを作る予定だ

稲葉なつみ 稲葉夏美

稲葉夏美 バッドエンド

稲葉夏美は、部屋で恐怖に震えていた
彼女はその後、度重なるストーカー被害に遭い
外出が出来なくなってしまった
彼女は、部屋の中で独り言を繰り返した

恋愛相談アプリ 稲葉なつみ バッドエンド
稲葉なつみ バッドエンド

「何をしても、無意味なんです…」
彼女は仕事を辞め、
部屋に引きこもる生活を続けている

稲葉夏美 ノーマルエンド

稲葉夏美は、いつも通りの生活を取り戻していた
先輩と冷静に話し合い
彼女は、これまで通り、職場の先輩と
後輩としての関係を続けるようお願いした
先輩もそれを受け入れ
こうしてストーカー騒動は解決した
…ように思われた。

恋愛相談アプリ 稲葉なつみ ノーマルエンド
稲葉なつみ ノーマルエンド

一見平穏な日常を過ごす中で
彼女はふと思うときがある
「もしかしたら、もっと素敵な未来に
なったんでしょうか」
ときどき視線を感じることはあるものの
気にしすぎだと自分に言い聞かせ
一抹の不安を残したまま、日々を過ごしている

稲葉夏美 ハッピーエンド

稲葉夏美は、お気に入りの雑貨屋を
訪れていた
うっとりした表情で見つめる先には
先輩の姿があった
彼女は先輩を許し、
先輩もまた、深く反省したという
「先輩、大好きですよ」
「僕はずっと前から君が好きだったよ」
聞いていた周囲の人間が
苦笑いを浮かべるほど
ふたりは親密な関係になっていた
「先輩、私、先輩と同じくらい
頼れる後輩が居るんですよ」

恋愛相談アプリ 稲葉なつみ ハッピーエンド
稲葉なつみ ハッピーエンド

ストーカーにおびえていた頃の
暗い面影はすっかり消え
彼女は、幸せな日々をすごしている

ゆーみん 石田由美

石田由美 バッドエンド

石田由美は、知ってしまった
「アンタ・・・私を・・・」
仮面男と会ったその日の帰り際
彼女は思い切って
“自分と会う理由”を聞いた

恋愛相談アプリ ゆーみん バッドエンド
ゆーみん バッドエンド

「あなたと会う理由は・・・コレですよ」
そう言って男はゆっくり仮面を外すと
懐から鈍く光る何かを取り出し、
切っ先を彼女に向けた
「逃げきれ・・・ますか?」
・・・後日、あらゆるメディアで
映画「週末の月曜日」を
完璧に模倣した犯罪が報道された
上映は中止、犯人は未だ捕まってないという

石田由美 ノーマルエンド

石田由美は、カウンター越しに
客をみつめる
「いつか、教えてくれる日がくるだろうか…」
仮面男と映画を見に行った、その日の帰り際
彼女は思い切って”自分と会う理由”を聞いた
「・・・この仮面を外すときが来たら、教えます」
結局、自分と会う理由も、仮面の下の顔も
何ひとつ知ることなく終わった

恋愛相談アプリ ゆーみん ノーマルエンド
ゆーみん ノーマルエンド

けれど今では、そんあことも些細に感じていた
「こうして店に顔出してくれてんだ、
それでいいじゃないか」
あの日以降、ふたりっきりで
会うことはなくなった
それでも毎週月曜日、決まって
仮面男は彼女の店を訪れるという

石田由美 ハッピーエンド
恋愛相談アプリ ゆーみん ハッピーエンド
ゆーみん ハッピーエンド

石田由美は、仮面男と談笑していた
「今あの映画思い出すと、笑っちゃうよ」
・・・仮面男と会ったその日の帰り際
彼女は思い切って”自分と会う理由”を聞いた
「初めてあなたの店を訪れたとき・・・」
「あなたは眉一つ動かさず、
笑顔で接してくれました」
拍子抜けするほど、単純な理由だった
“この女性はいつ仮面に触れてくるだろうか?”
始めはそんなきまぐれで
彼女を連れ出したという
「でもあなたは触れてこない・・・
私に興味がないのか?そう思った時」
「あなた自身に興味を持っている
自分に気付いたんです」
そう告げると同時に、
彼は仮面をゆっくりと外した
「あなたを、逃したくありません・・・」
「えっ・・・アンタ、あの・・・!?!?」
仮面男、その正体は・・・
映画「週末の月曜日」主演
今をときめく人気俳優だった
熱い告白を受け、
始めは混乱した石田由美だったが
正体を知った後も二人はひっそりと会い続け
順調に仲を深めているという

みさきち 阿部みさき

阿部みさき バッドエンド
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みさきち バッドエンド

阿部みさきは、ぎこちなく
幼馴染に笑いかけていた
あの日、幼馴染の好きな人を知った
「俺、サークルの女の子と
付き合うことになったんだ」
続く彼のことばを聞いて、
彼女は完全に告白を諦めた
「今後もおまえに相談してもいいかな?」
彼は彼女に、幼馴染としての信頼を寄せていた
それを裏切る行為は、彼女にはできなかった
好きな人が、幸せになるための手助けをしよう
始めはそう心に決めていたが・・・
「彼女と映画見たらすごく怖がってて、
可愛くてさ~」
やがて、幼馴染のノロケばかりを
聞かされるようになった
嫉妬と悲しみを押し殺し、
彼女は良い幼馴染を演じ続けている

阿部みさき ノーマルエンド
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みさきち ノーマルエンド

阿部みさきは、青く澄んだ空を見上げて呟いた
「ま、これでよかったっスね」
あの日、幼馴染の好きな人を知った
「俺の好きな人・・・お前も知ってる、
バンドのボーカルなんだけどさ」
「・・・ハ!?ふつーそれを
好きな人っていうか!?!?」
「あの人みたいに、有名になりたいんだ」
幼馴染の粉らわしい言動に振り回され
大きく溜息を吐いたが、内心ホッとしていた
「たまには、息抜きにうちと遊んでよ?」
阿部みさきは、幼馴染の足を
引っ張る存在にだけはなりたくないと
夢に向かって頑張る幼馴染を見守ることに決めた

阿部みさき ハッピーエンド
恋愛相談アプリ みさきち ハッピーエンド
みさきち ハッピーエンド

阿部みさきは、幼馴染の大学祭に招かれていた
「やっぱり、うちの幼馴染は
世界一かっこいいっス・・・!」
みさきの視線の先にはギターを手に熱いロックを奏でる
幼馴染の姿があった
あの日、幼馴染の好きな人を知った
「お前、久しぶりに会いにいったら、
可愛くなってるし」
「俺の知らないところで、
お前が変わっていくの、不安なんだ」
「だから、俺と・・・」
その先に続く言葉を遮って
阿部みさきは叫んだ
「うちと、付き合ってください!!!!!」
晴れて二人は幼馴染の枠を超え、
恋人同士となった
夢に向かって忙しい日々を送るなか
最近、ふたりが好きなバンドの
ライブチケットが手に入ったらしい

清水 清水百合香

清水百合香 バッドエンド

清水百合香は、暗い一室に閉じ込められた。
「ここから出してくれ…!」
「……」
友人は答えない。
もはやデートと呼べる状況ではなかった。
長居沈黙の後、ようやく友人が口を開いた。
「なぁ、百合香」
「いっそのこと本当に結婚しないか?」

恋愛相談アプリ 清水 バッドエンド
清水 バッドエンド

「…何を言ってるんだ?」
「お前さ…。お見合いしたんだってな。」
「…その話は今関係ないだろう。」
「俺はずっとお前を見てきたんだ。
今更他の男にとられて
黙っていられると思うか?」
そう言って微笑む友人の目は
笑っていなかった。
…その日を境に、清水百合香から連絡がくることはなかった。

清水百合香 ノーマルエンド

清水百合香は、友人の実家を後にした。
「上手くいってよかったな。
…しかし少し罪悪感があるよ。」
彼女は見事婚約者を演じきり、
友人はお見合いをせずに済んだ。
「百合香が気にすることはないよ、
親が勝手に見合い話進めてきたんだから。」
「お前って男は。…でもこれさ、
場しのぎにしかならないだろう?」
「…。話変わるけど、あの時俺が言ったことー」
“俺達、いっそのこと本当に結婚しないか?”
「あぁ、冗談だろ?私でもそのくらいわかる」
「…ははあ、堅物のお前でも
さすがに冗談ってわかるか~!
あー…よかったよかった。」
友人は一瞬真面目な顔を見せたが、
すぐさまいつもの調子に戻る。
「なにそれ、本気にされたら困るって
ことか?…つくづくお前は失礼な男だ。」

恋愛相談アプリ 清水 ノーマルエンド
清水 ノーマルエンド

「…ま、それでもお前は私の大事な友人だよ、」
「これからも、ずっとな。」
その後も清水百合香は、
仕事に明け暮れる日々を送っている。

清水百合香 ハッピーエンド

清水百合香は、友人の実家に向かっていた。
「本当に私は、うあく演じれるのか?」
「ここまで来て、帰るなんて言うなよ?」
「わ、わかっている。
一度引き受けた以上、やり遂げるに
決まっている。」
頼もしい言葉に反して、
彼女の声は僅かに震えていた。
友人はひとつため息をつき、
唐突に彼女の手を握った。
「ちょっと、…なにをする!?」
手を離せ、行けばいいんだろう!
行くから!」
彼女が友人の手を振りほどき、
先を行こうとしたときだった。
「お前が俺と結婚してくれれば、一生
お見合いなんて、しなくて済むんだけどな。」
「…また、そんな冗談を」
呆れて振り返ると、思った以上に
友人との距離が近いことに気づく。
その表情は今まで見たことがない程、
真剣だった。

恋愛相談アプリ 清水 ハッピーエンド
清水 ハッピーエンド

「冗談なんかじゃない。
俺と、結婚して欲しい。…ダメか?」
「…また、まただ。お前の頼みは
全部唐突なんだ。またそうやって私を、」
「これで、最後のお願いにする。」
「その後は、俺が百合香の願いを叶える番だ。」
清水百合香は答えない。
彼女が瞬くと、一粒の涙が頬を伝った。

erina 加藤エリーナ

加藤エリーナ バッドエンド

加藤エリーナは、朝も夜も絶え間なく
働き続けた。
日本に来て初めて親身に
なってくれた男のために、
彼女はお金を貢ぎ続けていた。
「ありがとうエリーナ、いつも助かるよ。」
「あぁ~あと百万あれば…。
いや、なんでもない、忘れてくれ。」
弱った姿を見せる男に、彼女は慌てて
財布から札束を取り出す。
「まって、エリーナ頑張ってお金用意するから、
エリーナを…頼って?」
「本当にエリーナは…優しいね」
男が口を歪めて笑った。
この男に騙されているんじゃないか?
今まで疑いを持たなかったといえば嘘になる。
それでも見捨てられることを考えれば、
貢ぐことぐらい些細に思えたのだ。

恋愛相談アプリ エリーナ バッドエンド
エリーナ バッドエンド

その後、男に依存しきった彼女は
日に日にやるれ、
痩せ細っていったという。

加藤エリーナ ノーマルエンド
恋愛相談アプリ エリーナ ノーマルエンド
エリーナ ノーマルエンド

加藤エリーナは、メールボックスを
みつめていた。
ホスト”カムイ”を泣かしたあの日から、
バッタリと連絡が取れなくなってしまったのだ。
次にカムイと会う約束は、
果たせそうになかった。
「hmm…カムイ、忙しーかな?」
そう思い直し、メールボックスを
閉じようとしたときだった。
一通のメールが届いた。
「…!カムイ?」
件名は、”ありがとう、お陰で僕は…”
続く本文に、彼女はクスっと
笑みをこぼした。
“あなたのキツい一言が効いたのか、
あれから頑張っています。
少しずつですが、お客さんからの指名数が伸びています。”
彼女はあえて返信しなかった。
きっとまた連絡を取り合うようになれば、
頑張っているカムイを邪魔することに
なると思ったのだ。
「…エリーナも、日本で
目標みつけなきゃかな?」
その後、エリーナは再び街で声を掛けられる。
今後はホストの客引きではなく、
有名プロダクションもモデルとして、
スカウトされたそうだ。

加藤エリーナ ハッピーエンド

加藤エリーナは、ある場所に
呼び出されていた。
カムイに胸をときめかせる反面、
不安で押しつぶされそうになっていた。
なぜなら、呼び出された場所はー
「…ホストクラブ、クロバラキシ。」
派手な看板を構えた店が
軒連ねている夜の場所に、
カムイが勤めている
ホストクラブがあった。
「カムイ…どうしてここに呼び出したかな。」
慣れない夜の世界に踏み入れた彼女は、
不安でいっぱいになるとともに、
店の前で待ち合わせるカムイに
苛立ちを感じていた。
「やっぱり、エリーナはお客さん?」
誰にともなく投げかけられた問いはー
「違う。…エリーナ、おまたせ。」
突如、店の裏側から現れた男によって
否定された。
「…Hevm er?…だれ??」
声をかけた男を、彼女は知らない。
「俺だよ…カムイ。カムイだった、男。」
「カムイ…?カムイ…!?
すっかり、変わった?」
カムイはいかにもホストという
姿から、好青年へと変貌を遂げていた。
「…たった今、店を辞めてきた。」
「辞めて最初に、エリーナに
会いたかったんだ。」
そう言って頭を掻く男は、
照れた様子でエリーナを見つめた。
「カムイ、…ううん、
あなたの本当の名前、聞いていい?」
「あぁ、俺の名前はー」

恋愛相談アプリ エリーナ ハッピーエンド
エリーナ ハッピーエンド

日本に来たばかりの彼女と、ホストを辞めた男。
人生の再スタートと共に、
ふたりの恋が始まろうとしている。

ユナ@ハルト 佐伯優奈

佐伯優奈 バッドエンド

佐伯優奈は、再びコンビニを訪れていた。
「あ…今日もいた…」
レジではハルトに瓜二つの店員が、
にこやかに接客している。
彼女は雑誌を読む振りして、
店員にチラチラと視線を送っていた。
…ふと、
店員がレジを抜け、コンビニの
裏側へ向かって行く。
「休憩…?外のお掃除かな…?」
好奇心に負けた彼女は、
こっそり店員の後をつけた。
コンビニの裏側では、休憩中の店員が二人、
なにやら話し込んでいるようだった。
『なぁ、最近お前のことジロジロ
見ている女の客がいるよな?』
『あ、やっぱり俺を見てますよね…?
さすがに気味が悪くて、』
『だから今、抜けてきたんすよ…。』
優奈が、再びコンビニに戻ることはなかった。

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ユナ@ハルト バッドエンド

優奈は、その日から部屋で取り憑かれた
ようにゲームに没頭した。
とあるキャラのバッドエンドを、
繰り返し見ているという。

佐伯優奈 ノーマルエンド

佐伯優奈は、今日もコンビニを訪れる。
レジではハルトに瓜二つの店員が、
にこやかに接客している。
彼女は雑誌を読む振りをして、
店員にチラチラと視線を送っていた。
今後は自分から話しかけようと
ケツイしたものの、結局、
コンビニと家を往復するだけだった。
「…さて…買い物して帰ろうかな…。」
店員がたんたんとバーコードを読み取っていく。
その間彼女は、顔を見られないよう、
ずっと財布に目を落としている。
会計を済ませ、袋を手にした時だった。
「お客さん、…コレ、この間の御礼です。」
「へっ…!?」
差し出されたのは、…ココアの缶だ。
「これは…あの、その、」
彼女はココアの缶と店員の顔を交互に見る。
「…すいません、嫌いでしたか?」

恋愛相談アプリ ユナ@ハルト ノーマルエンド
ユナ@ハルト ノーマルエンド

「は、あ、…いえ…!
ココアも、大好きです…!}
「あはは、よかった。
…またのご来店、お待ちしております。」
佐伯優奈はしばらく、
ココアに手を付けなかった。
とっくに冷えきったココアの缶を、
ふと見てはほくそ笑む。
それからも彼女は、コンビニの
常連客として足繁く通い、
穏やかな毎日を送っている。

佐伯優奈 ハッピーエンド

あの日から、コンビニに行く度に
嬉しい事が増えていった。
いつも買っている商品を
覚えてくれた、
新商品を勧めてくれる。
今日も、レジで会計を済ませたときだった。
「お客さん、…コレ、この間の御礼です。」
「へっ…!?」
差し出されたのは、…ココアの缶だ。
「これは…あの、その、」
彼女はココアの缶と店員の顔を
交互に見る。
「…もうすぐバイト上がるんですけど、
少し話しませんか?」
コンビニから少し離れた公園のベンチに、
店員と佐伯優奈は腰掛けていた。
「すみません…困りますよね、
いきなり声かけられて。」
彼女がチラリと顔をあげるとそこには、
ゲームでは決して見ることが出来ない、
佐伯優奈だけに向けられた困り顔があった。
ふと、店員の顔が、困り顔から
驚いた顔に変わっていることに気付く。
「へ、あ、何か、私…何かしましたか?」
恐る恐る尋ねると、
店員は目を逸らすようにして言った。

恋愛相談アプリ ユナ@ハルト ハッピーエンド
ユナ@ハルト ハッピーエンド

「いや、…今までよく顔を見てなかったから、」
「とても、可愛いなって。」
優奈の心臓が大きく跳ねた。
…その瞬間、彼女の心にハルトは居なかった。
それからも彼女の顔を隠す癖は相変わらずが、
店員と二人っきりになると、その固いガードが
少しゆるくなってしまうようだ。