「大繁盛!まんぷくマルシェ」のあらすじを公開するネタバレ記事です。1作目のお話を忘れてしまった人向けの復習資料です。
目次
いよいよ今日から、ここ【世界樹のマルシェ】で料理アドバイザーとして働きます。
王子さまが作った5,000,000Gの借金返済のため、シェフと一緒に頑張るね!
借金を返せないと、【ゴーマン商事】に世界樹の土地を取られちゃって……
サフランが教えてくれた【世界樹の実】が食べられなくなっちゃうから、私も必至です
それじゃあ、また手紙を書くね。
ひとりで大変だろうけど、王子さまのことをよろしくね。
P.S.
ちゃんと歯は磨いていますか?また虫歯になっちゃうよ!
シェフを一緒に借金を返済するのが、このゲームの目的です。文面上では料理アドバイザーとの事ですが、実質のプロジェクトマネージャーのような立ち位置でシェフ達と積極的に話しかけるようなムードメーカーのような役割を果たします。
ジュリィ:
世界樹の実なら、これジュリィ!
ランチ:
へぇ…それかぁ。
って、ええ!?ぬいぐるみがしゃべってる!?
ジュリィ:
ジュリィは世界樹の精霊ジュリィ!
世界ジュのマルシェを見守る、聖なる存在ジュリィ!
主人公ランチは、世界樹の精霊ジュリィと出会います。ジュリィが言うには、マルシェに集まる人々のココロを栄養にして実る果実らしく、一部の人にしか見えないようです。同様に、精霊ジュリィも一部の人にしか見えないようです。
話を進めるにつれて、ユーカリ、フェンネル、マジョラム、ブーケガルニ、ミツバ、リンドウの6人のシェフが集まります。
ランチ:
あー!あーー!
フェンネル:
ふふ……・
他人には知られたくない秘密……誰にでもあるよね?
例えば、林の奥でヒーローごっこするなんて趣味がバレたら……
僕だったら恥ずかしくて、ここには居られないな~
「大繁盛!まんぷくマルシェ」はメインストーリーよりも、6人のシェフ同士の会話の方がボリュームが多く、どちらかと言うとメインストーリーよりもサイドストーリーを楽しむゲームになっています。ですが、サイドストーリーはボリュームが多く紹介しきれませんので、ここでは紹介を省略します。
いつもは、主人公ランチとジュリィは世界樹の実を半分ずつ食べます。しかし、ランク7に到達するあたりになると、ジュリィは世界樹の実を食べようとしません。
ランチ:
やった!ありがとう!!
はい、半分こ!
ランチ:
んんん、美味し~い!
……あれ?ジュリィは食べないの?
ジュリィ:
ふぁ~ぁ。ちょっと寝た後に食べるジュリィ。
借金返済が軌道に乗り始めると、ゴーマン商事は計画の潰しにかかります。まずは、シェフ達が考案したネオ料理を盗作します。その後は、あからさまな引き抜き工作を始めます。
シェフ6人それぞれに魅力的な引き抜き条件を提示し、ゴーマン商事のオニオンは去って行きます。
<中略>
オニオン:
そしてブーケガルニには……
ブーケガルニ:
俺様は何も要らねーぜ、欲しいもんは自分で手に入れてみせる!
オニオン:
ふっ……本当に自分一人で故郷の島を救えるとでも?
ブーケガルニ:
んん~?
オニオン:
君の島に、うちの超高級リゾートを建てようと思ってね。島の住民まるごと雇ってやる。貧乏な生活とはお別れだ。
シェフ6人はゴーマン商事の引き抜きを断ります。
<中略>
ブーケガルニ:
俺様だって!こんな傲慢なやつのリゾートで 島のみんなを働かせるわけにはいかねぇ!俺様自身の力で、島を救うんだ!
<中略>
ユーカリ:
そういうわけですので お引き取りください!!
オニオン:
ふん……どうやら、見込み違いだたようだ。……まあいいだろう。どちらにせよ、この土地は私のものになるのだからな。せいぜい 悪あがきをするがいい、
ジュリィは、ランチに思いを伝えて眠ってしまいます。
ランチ;
千年?!
ジュリィ:
そうジュリィ……。
何千年も、そうして生きてきたジュリィ。でも……
何年か前、その実を食べる前に落としてしまったジュリィ……。
ランチ:
えっ!
ジュリィ:
落ちた実は、なんだかすっごく傲慢そうな男の子に拾われてしまったジュリィ。
ジュリィは……生命の実を食べないと生きてはいけないジュリィ。
ランチ;
えっ、そんな……!
ジュリィ:
ジュリィの命は、世界樹の命でもあるジュリィ。
生命の実を失った世界樹は人を引き付けるチカラが弱まり、いつしかマルシェの賑わいも消えていったジュリィ……。
そんなとき、ランチがやってきたジュリィ。
ランチ:
わたし……?
ジュリィ:
そうジュリィ。ランチのおかげで、ジュリィは再び活気を取り戻したジュリィ。もう見られないと思っていた、たくさんの笑顔……ジュリィは、とても嬉しかったジュリィ。
それに応えるように、世界樹も色々な実をつけたジュリィ。そして……ランチが”半分こ”してくれた実のチカラで、ジュリィはここまで命をつなぐ事ができたジュリィ。でも……。やっぱり、限界みたいジュリィ……。……眠くて眠くて、仕方がないジュリィ……。
元々はゴーマン商事側のスパイとしてメンバーに加わったフェンネルが、ゴーマン商事との交渉役を申し出ます。
<中略>
ランチ:
その生命の実は、前に樹から落として誰かに拾われちゃって……。
<中略>
フェンネル:
………。
……ランチ。その生命の実なんだけど……。僕、ゴーマン商事の展示会で見たことがあるよ。
ランチ:
ほっ……ほんと!?
フェンネル:
そう……「生命の実」ってタイトルで 空のガラスケースが飾ってあったんだ。選ばれた人にしか見えないって書かれてて……。ただの冗談だろうと思ってたんだけど、この前のランチの話を聞いて もしかしてと思ってね。
<中略>
フェンネル:
僕で良ければ、オニオン……さんに連絡できるけど……。
あの人にお願いして、素直に実を譲ってくれるかどうか……。
<中略>
オニオン:
……と言いたいところだが、諸君は世話になった。そうだな…… 特別に、5,000,000Gで譲ってやろう。いかがかな?
<中略>
ブーケガルニ:
ん~?その金額、どっかで聞いたことあるぞ……?そうだ! 王国の借金の額とおんなじだぜ!
オニオン:
ふん。その通り。諸君が必死に貯めている、その金。もうすぐ目標金額に達するのだろう?それを使えばよい。
ユーカリ:
で、でも……。そんなことをしたら……。
フェンネル:
……借金を返せなければ、このマルシェは無くなる……。
オニオン:
借金返済か、生命の実か。
選ばせてやろう。
ランチは今まで貯めたお金で「借金の返済」か「生命の実」の選択を迫られ、「生命の実」を選びます。
<中略>
ランチ:
このお金で……生命の実を買い取ります。
オニオン:
ほう……自分の使命を捨ててまでこの実が欲しいのか?……まったく理解できんな。こちらにとっては好都合だが。さあ、これが生命の実だ。持って行くがいい。
<中略>
ジュリィ:
ランチ……どうしてジュリィ……?
ランチ:
ごめんね、ジュリィ……。
ランチ:
私……やっぱりジュリィを見捨てるなんてできないよ!
世界樹のマルシェは、またいつか開けるかもしれないけど……。ジュリィはジュリィだけだもん!
ジュリィ:
ランチ…… ……ありがとうジュリィ。
オニオン:
ふん。
……いいかな、諸君?借金が返せない以上、この土地は私のものだ。感動の場面に悪いが、今すぐ立ち退いてもらおうか。
オニオン:
……なるほど。そういうことですか。その品物……我が社で買い取らせて頂きましょう。
サフラン:
まぁ。それは良かった。
では、そのお金……借金の返済に充ててくださいな。
オニオン:
ふん。……いいでしょう。また御用があればいつでも呼んで下さい。では、失礼。
サフラン:
……どこかのお節介さんが、お城に手紙をくれたんです。世界樹の精霊のこと、生命の実のこと……。あなたが置かれている状況が、詳しく書いてありましたよ。……本来ならあなたが報告すべきことなんですけどね。
ランチ:
へっ?!
サフラン:
明日の朝、改めて迎えに来ますから。それまでに準備を済ませてくださいね。
ランチ;
えっ……!そ、そんな急に!?
サフラン:
急も何も、あなたの仕事はこれでおしまいです。
提出すべき報告書が山のように たまってますよ。