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google play等の批評を見ると、一部端末で動作がロード時間が長くなる現象が確認されています。
「マレニア国の冒険酒場」は3DS, PSP相当の画質のゲームですので、低スペック端末での描画は無理があります。公式見解ではなく、当サイト独自の推測になりますが、メモリ2G以上のスマホが必要となるでしょう。この要件を満たさないのは低価格帯のAndroid端末です。
アプリによっては批評の低評価による収入減を嫌い、メモリ2G未満の端末へのダウンロードを禁止する運営手法もあります。
一部端末ではロード時間が長くなる現象があるので、まずは体験版で動作確認してから有償版へ乗り換える事をオススメします。いきなり有償版を購入すると、ジュエルというゲーム内アイテムで有利な側面がありますが、ジュエルは余るアイテムです。ですので、ジュエルをケチるよりも動作確認を優先する事をオススメします。
大手レビューサイトを見るとKEMCOのRPGとのニュアンスが強く批評されていますが、これは2000年代のガラケーアプリの頃から存在した「不思議の国シリーズ」の続編です。「不思議の国シリーズ」を開発したRIDEON JAPANが関わっています。
かつての「不思議の国シリーズ」のファンの方は、即買いしても後悔しないはずです。以下スクリーンショットは、旧作「不思議の国シリーズ」です。
不思議の国シリーズをやった事がない方は、「レシピゲー要素」「RPG要素」の両方が本格的である事を念頭に置いて購入すべきかどうかを判断すると良いでしょう。「レシピゲー」のみを求めている人にはRPG部分が面倒で苦に感じ、「RPG」のみを求めている方にはレシピ開発が手間に感じるでしょう。
逆に言えば、「レシピ」も「RPG」も両方好きな人にはストライクゾーンとなる作品です。
なんとレシピの数660。圧倒的レシピ数で、全てを開発するのはかなり大変です。レシピは「完全に分かっているもの」「ヒントが分かっているもの」「ノーヒントのもの」があります。「ヒントがわかっているもの」については、以下スクリーンショットのように材料の一部が「???」と伏字になっています。
序盤のバトルは素材収集のニュアンスが強いですが、後半になってくるとフツーのRPGっぽくなってきます。単純な攻撃と回復だけでなく、色々とサポート系の魔法も充実しています。
「マレニア国の冒険酒場」は、元々は裕福な家庭であった主人公らが貧乏神に取りつかれてしまったため、酒場で地道にお金を稼ぐようになってしまったストーリーです。貧乏神と言っても、神様という見た目ではなく、このモフモフしたのが貧乏神です。
おめでとうございます。
この類のゲームを見ると「アトリエシリーズ」や「マルシェシリーズ」を連想する方が多いと思われますが、恋愛要素は皆無で全体的にコミカルで ゆる~い話が中心に展開されます。
人に嫌われる神なんで……存在してごめんなさい……
迷惑かけてごめんなさい……。ぐすっ……
こんな貧乏神ですが、エンディングに近づくにつれて良い仕事してくれるようになります。この辺りのストーリーに絡む件は、実際にゲームをやってみてお楽しみ下さい。
ゲーム開幕時点で貧乏神の封印を解除してしまった、主人公の弟ジーノ。序盤は頼りない存在として描かれますが、話が進むにつれてしっかり者に変わっていきます。暴走お姉ちゃんとしっかり者の弟、キャラクターの変化もゲームの見どころのひとつです。
マレニア国の冒険酒場のレシピ開発は全体的にヒントが少な目で、類似作品と比べるとやや難しいめです。新たな素材を入手したり、村人から情報を得たりするとレシピのヒントがもらえます。
レシピヒントは「何をどのように作るか」ではなく、素材の一部が「???」と伏字になっています。以下スクリーンショットの「焼うどん」を例に挙げれば、ヒント文に明記されているので伏字の1つは「しょうゆ」である事が分かるでしょう。残り1つの伏字については、良識に基づいた総当たりで色々試すしかありません。「キャベツ」「にんじん」「きのこ」「豚肉」など現実の良識に基づいて色々試してみます。
実在のレシピを検索してみるのも攻略方法の1つです。
中にはノーヒントのレシピもあります。「マレニア国の冒険酒場」では、「ネピアの水」「ガルーダエッグ」「ドラゴンエッグ」「ドラゴン肉」等の高級食材が登場します。通常のレシピを高級食材に置き換えてみると、レシピ開発に成功する事があります。
例えば、以下スクリーンショットのように卵料理で2つの欠番があれば、「ガルーダエッグ」「ドラゴンエッグ」を使ったレシピではないかと推測します。
序盤のバトルはかなり控えめの難易度になっており、戦闘を楽しむというのではなく、素材収集の側面が強い傾向があります。スキル「斬り落とし」などドロップ率を高める攻撃もあります。
高級食材「牛タン(ゲーム内ではロクスタンの名称)」を落とす敵が居れば、「よし!牛タン狩るぞ」という気分になります。
ゲーム後半になると食材収集にRPG的なバトル要素が加わる感じになります。食材収集に欲を出し過ぎるとバトルに負けてしまうので、この辺りはバランスを取りつつ敵と戦います。
「マレニア国の冒険酒場」は経営シミュレーション要素も強いゲームです。ゲーム後半はRPG要素が多いものの、まずは経営を上向きにしないと話が進みません。というのは、このゲームは料理を食べてレベルが上がります。敵を倒してもレベルは上がりません。
まずは資金難の状態を脱却して、料理を沢山食べられる状態にする事を目標にしましょう。手持ちのお金が少ないとできる事が限られてしまうので、まずは種銭を貯める事を最優先にしましょう。いちいち必要な材料を考えるのは手間なので、「塩」「小麦粉」などのベースとなる素材を大量に購入できる状態になれば、かなり楽になります。
「調味料」や「ソース」は自作する事も可能ですが、ゲーム序盤では自作できる調味料は少な目です。「自作するのか」か「購入する」かの判断かも、このゲームの面白さの1つになります。一時期twitterで賑わった「めんつゆで料理する女子とは付き合えない」のか、それとも「めんつゆは偉大」なのか。
「マレニア国の冒険酒場」はレシピ数660です。レシピの謎解きだけでなく、そもそも食材の入手が困難な食材もあります。例えば、「王様サーモン」はゲーム終盤の探索地で釣りで入手できるレア食材です。
「マレニア国の冒険酒場」にはレシピ図鑑の他、アイテム図鑑やモンスター図鑑もあります。全てのボス敵は固有のアイテムを持っていますので、アイテムコンプリートのためにはボスキャラから、スキル「スティール」でアイテムを盗む必要があります。
「マレニア国の冒険酒場」は、システムが複雑で理解するのにある程度の時間を要します。例えば、戦闘を例に挙げれば、勝利で入手できるのは食材とEPのみです。EPは新しいスキルを習得するのに必要な数字です。
レベル上げしたいならば経営強化で高級食材が食べれる状態に、新しいスキルが欲しいならばバトルに勝利してEPを稼ぐ。取っつきづらく、理解に時間がかかる仕様です。
システムは複雑ですが、すごく配慮しているなというのが、当サイトの印象です。序盤は、レベル上げや料理による強化などシステムが分かっていなくても勝てる難易度に設定されています。徐々に、様々な要素を組み合わせないと勝てない難易度に設定されている印象です。
また、「釣り」「装備強化」などの要素はゲーム後半から登場するようになっており、一度に全てのシステムをプレイヤーに理解させようとしない配慮が読み取れます。
「マレニア国の冒険酒場」はストーリー重視というよりも収集重視という印象を受けました。ストーリーは「お話図鑑」から概要を振り返る事ができますが、図鑑に登録されるストーリーは約100個であまり多い印象は受けません。
それに対して、レシピだけでなくアイテムやモンスターの数が多く、図鑑収集はかなりの骨が折れます。
google play等に出回っている不評に対する弁明です。私はRIDEONの回し者ではありませんが、正当に評価した方が買うべきか買わぬべきかの判断になり役立つと思い、弁明をします。
Androidは機種固有の不具合が発生しやすい傾向があります。当サイト管理人の端末では快適にプレーできていますが、人によってはストレスフルでプレーできない状況になっています。運営の努力で改善する事もあれば、物理的な性能限界で解消しない事もあります。こればっかしは、待ってみるしかないので、1,2カ月待って様子見してみましょう。しばらく待っても解消しないならば、他ハードへの移植待ちも選択の1つです。今までの「不思議の国シリーズ」を見た限りでは、DS, PSP等でもリリースされています。
ちなみに、当サイト管理人のプレー動画は以下の通りです。ストレスなくプレーできています。
システム画面でゲーム表示モードを通常にする事で、読込が早くなる可能性があります。
実際に動作が遅い端末をお持ちの方は、運営(KEMCO)に情報提供をお願いします。皆様のご連絡によって、不具合が素早く解消されます。ご連絡の際は、ゲームタイトル画面の「SUPPORT」または android@kemco.jp にご連絡お願いします。
システム画面で、操作はパッドと画面タッチの2パターンから選べます。操作しづらいと感じるかたは、画面タッチに変更してみると良いでしょう。
課金したからと言って快適にプレーできるわけではありません。読み込みが遅いのは不具合か性能不足です。
恐らく、この批評を書いた人は「過去に非課金ユーザを遅くするゲーム」に出会ったため、このような批評を下している物と推測されます。しかし、今回の件は課金誘導のための遅さではなく、不具合か性能不足です。
なお、「マレニア国の冒険酒場」は完全な買い切りのビジネスモデルであり、課金誘導は一切ありません。