「魔法少女クリティカル~異世界と役立たずの初期魔法~」の雰囲気をお伝えします。
大手ゲーム紹介サイトは10分から1時間のプレイでゲーム批評記事を書きますが、当サイトは「エンディングまで到達した」ゲームのみを批評するようにしております。
魔法少女クリティカルは、公式PVを見れば大凡の雰囲気は掴めます。ファミコン後期から、スーパーファミコン初期のアクションゲームを意識したようなレトロなゲームです。
公式PVの中でもやや触れられていますが、任天堂さんのゲームによく見られるような宝探し要素<もあります。「実はこの穴は降りれるのかな?」「あの崖の上には何かあるのかな?」「やたらと敵が多いけど、この奥に宝箱あるのかな?」のような楽しみです。
魔法少女が使える攻撃パターンは、当時のアクションゲーム王道の攻撃パターン「踏む」「殴る」だけです。派手な操作が一切ない超レトロアクションゲームです。
「殴る」は約1キャラ分の超短い射程です。例えば、自爆するような敵を相手にする場合は、ステッキの先端を当てる事を意識しないと、自爆時の爆風でダメージを受ける事もあります。
攻撃判定小さめの飛び道具です。最近のアクションゲームから見れば びっくりするくらい攻撃判定は小さいですが、当時はこれくらいの大きさがデファクトスタンダート。小さい攻撃判定とは言っても、うまく使いこなす事でゲームを大幅に有利に進める事ができます。
弾数制限は6発まで。使いどころの見極めも重要。
足場を作る魔法です。ステージ 4-1では足場を作らないと先に進めないステージになっており、ここまでにフッドペダルを入手する必要があります。
フットペダルを入手するためには、各ステージに隠されたドロップを7色集める必要があります。宝探しが手間な方は、デイリーログインボーナスでドロップを集めたり、課金で購入したりする事もできます。
ひび割れた石を壊す魔法です。石を壊す事で、今まで入手できなかった宝箱を手に入れる事ができます。
作者コメントは以下の通りですが、作者コメント通りのゲームだと感じました。
反射神経は要らないです。敵の攻撃特性を覚えて、じっくりプレーすればいつかクリアできます。
逆に言えば、敵の攻撃特性が分からないと連敗地獄です。ステージ3ボスくらいから、敵の攻撃を見極める必要性に求められます。ステージ3ボスに限っては10連敗くらいしましたが、相手の攻撃パターンが分かってしまえばノーダメージクリアできます。
当サイト管理人の一番の得意ジャンルのゲームは「アクション」「シューティング」です。持論ですが「アクション」「シューティング」に反射神経は不要だと思っています。上手い下手の違いは「パターン構築能力」の差だと考えています。
若干、苦言を言わせてもらうならば、ボタンの操作ミスによるゲームオーバーが絶えないのが難点と感じました。とは言っても、スマホというデバイス自体がアクション・シューティングに向いていないので、スマホの割には充分操作しやすいのが実際です。また、スマホが操作しづらいのを鑑みて、かなり手加減した敵配置になっています。アーケード移植アクションゲームと違って、ちゃんとスマホでクリアできるように設計されています。