「マジョのシマ」は、魔女に支配された孤島を歩きながら、少しずつ真相を明らかにするノベルゲームです。選択肢で分岐するようなタイプのゲームではなく、島中を歩き回って少しずつ情報を収集していく感じのゲームです。一気読みしてしまうような引き込まれるシナリオは当然のこと、静かな雰囲気のドット絵とBGMが秀逸なゲームです。
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目次
「マジョのシマ」のオープニングのストーリーをチラ見せします。
この話は孤島の町を舞台としています。ゲームの冒頭で、島の魔女に関するセリフが流れます。「魔女に支配されている」「魔女は島を守ってくれている」との相反する主張が聞こえます。
ここは…
こんな孤島に町が…
大丈夫、わたしがなんとかするわ
あの人を憎んではいけないよ…
ああ、どうか
私の子を連れて行かないでください……この島は魔女に支配されているんだ
いいえ、魔女は島を守ってくれているのよ…
主人公は、突如現れたマジョに死の呪いをかけられます。「助かりたければ、明朝4:00までに壺を探してこい」と脅されます。
人間よ…
だ、だれ…
お前は 死の呪いに侵されている。死への猶予は明日の朝までだ
そんな…どうして…
助かりたければ盗まれた私の壺を探してこい
壺…?
そうだ…。今し方、私の城に侵入した盗賊に目を離した隙に壺を盗まれてしまってな…。アレの手引きがあったのは確実だが…。まあいい。壺を島の外に持ち出すことはできないだろうが、訳あって私は城から出ることができない。代わりにお前が取り戻してくるんだ。いいか、明朝の4:00だ。それまでに壺を持ってこないと、お前は闇に飲まれて苦しみながら死ぬことになる。逃げ出すことなど不可能なのは、お前も分かっているだろう。では、待っているぞ…。
シマはマジョの強力に支配され逃げ出す事はできないようです。サブタイトルが「DOMINATED(支配する 威圧する) ISLAND」となっているよう、魔女の恐怖心を煽る演出が次々と起きます。
魔女の生贄
島では定期的に魔女への生贄が捧げられるようです。
私はもうすぐ死ぬのよ・・・
魔女に生贄にされることを告げられた女性。この島では彼女のように、魔女の生贄として連れて行かれる人間がいる。
魔女が家に来たわ…次は私が生贄だってだって。いやだ、死にたくない…!
彼女は残酷な運命に耐えられず、今にも消えてしまいそうだ。
魔女の呪い
島は魔女の呪いがかけられており、外部の人間は島民に話しかけると記憶を失ってしまうようです。
いつ終わるかもしれぬ人生。こんな島ならなおさら。そんなときは月を見るのが一番さ。そんなことより下の海岸に人がいるね。
外から来た人かな…、…でも、うかつに声をかけないほうがいいよ。知ってると思うけど、島の人間と話すと記憶を失っちまう。最低な魔女の呪いのせいさ…
主人公に接触した盗賊は記憶を失ってしまいます。
魔女に恐れる住民が居る一方、「魔女を憎んではいけない、いつか平和になる」との言い伝えもあるようです。今の高齢者の親の世代は、魔女を慕っていたようです。
島を救った女神の像。どことなく魔女に似ている気がする。
どうだ立派じゃろう。わしの父親もこうやって、毎日、女神像を磨いておった。
たしかに魔女は酷いことをしておる。…が、わしの両親は、いつの頃から魔女と呼ばれるあの城に住むものをとても慕っておった。
そしていつも言うとった。「魔女を憎んではいけない」「いつか時が来れば平和になると」と…
孤島という設定なので全て島内で話は完結しますが、マップはやや広めです。タップすると主人公がタップした位置に移動し、タップ操作で島の市街を探索します。
目的地が分からなくなった時は、広告動画でヒントを表示させることができます。
達成済の行動は緑背景で表示され、未達成の行動は青背景で表示されます。
単純に歩き回るだけでなく、必要に応じて「アイテム」を使用する事で道が開けることもあります。
マジョのシマはマルチエンディングのゲームです。NORMAL END, TRUE END以外もSAN END, BAD ENDが用意されており、全8種類のエンディングが設けられています。
No | ヒント |
---|---|
1 | BAD END |
2 | SAD END 1 |
3 | SAD END 2 |
4 | SAD END 3 |
5 | SAD END 4 |
6 | NORMAL END |
7 | TRUE END |
8 | 藻が絡むBAD END |
コンプリートするのはそれほど難易度は高くないですが、キャラクター図鑑、アイテム図鑑、アチーブメントも用意されています。
低スペック端末ではやや動作が遅くなりそうです。冒頭のTHE WITCH’S ISLANDの待ち時間が長いですが不具合ではないので、気長に待ちましょう。
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