嘘つきゲームの2周目の見落としがちなストーリーのネタバレです。ゲームクリアには関係ありませんが、セイコの罪状が分かるものなど、物語の核心に迫る証拠品が2周目限定で登場します。このページでは、2周目限定の証拠品を集める気力が起きなかった方向けに、ストーリーが分かるように証拠品「シュウヤの日記」を紹介します。
嘘つきゲーム 2周目では、人形部屋でシュウヤの日記を読む事ができます。1日目, 2日目, 3日目…、日記を1日で全部読む事はできず、ストーリーの進行に合わせて少しずつ読み進める事ができます。
5日目で日記を読むと、罪状の分からず死んでいったセイコとヤンキー少年についての記載が見つかります。
参加者は4名。夫婦喧嘩から旦那を殺した主婦と、自分の興味本位から4歳の子どもを殺害した35歳の男、水死に見せかけて水泳部員を殺害した27歳の教師、いじめで自殺に追い込んだ15歳の中学生だ。
ここまで準備するのに長い時間がかかってしまった…。一体嘘つきゲームがどのようなゲームになるのか、非常に期待している。俺はこれから薬を投与されるわけだが…。まあ、嘘つきゲームで俺が死ねばそれまでのことだ。俺はアイツがゲームに参加することを止めたのだが、彼女は私も参加すると言って聞かなかった。結局、彼女も参加することにした。俺たち含めた6名の参加者による、第一回嘘つきゲームが、明日いよいよ始まる…。
彼らは本当に身勝手で虫唾が走る。参加者の1人、夫を殺した斎藤ミサキ。専業主婦の彼女は、仕事で忙しい夫が自分との時間を作ってくれないからという理由で不倫に走り、快楽に溺れた。そのことが夫にバレてしまい、完全に信用を失った彼女は…。自分の不倫のことが子供や両親に伝わってしまう前に、夫を殺すことを決心した…。自分が社会的に死ぬことより、愛した夫を殺す道を選んだのだ。
彼女がそこまでして守りたかったちっぽけな自分は、一体どれほどの価値があるというのか。現在、彼女は自分で夫を殺しておきながら、夫を失った悲劇のヒロインを演じ、その不倫相手と結婚しているという。なんと身勝手なことだろう。夫は愛した人に裏切られ、愛もなく殺され、どんなに悲しい最期だっただろう。きっと想像もできないほどの喪失感、悔しさ、痛み…そんな感情に押しつぶされながら死んでいったに違いない。
そんな悲劇を作り出した張本人が平気で生きていていいはずがない。地獄に落ちるほどの苦しみを味わってから死んでもらわないと…。…それでは、彼女にふさわしい処刑法を用意して、嘘つきゲームに挑むことにする。
彼らは本当に身勝手で虫唾が走る。参加者の1人、男子高校生を溺死に見せかけて殺した高校教師、佐々木リュウタロウ。彼もまた身勝手な殺人鬼である。彼は若い高校教師で、水泳部の顧問をしており、表向きは保護者からの評判が良い教師だった。しかし、実際は、教師の立場を利用して自分の加虐心を満たす悪魔だったのだ。表沙汰にならないように、影で自分が気にくわないと感じた生徒にすぐ暴力を振るった…。生徒たちは為す術もなく……ある日悲劇は起きた。
水泳部の合宿時に、1人の生徒が死亡したのだ。警察には水難事故と処理されたが、当然、事実は異なっていた。佐々木リュウタロウが生徒を強制的に泳がせ続けた結果、亡くなってしまったのだ…。彼は、1人の生徒を真夏の日差しが照りつける中、ろくに水分や食事も与えず泳がせ続けた。何時間も泳がせ、水から上がろうとすると上から押し付けた。生徒は何度も溺れかけた。その度、佐々木は心底楽しそうに眺めていたという…。最後にはむなしく力尽きてしまったのだ…。
しかし教師は逮捕されていない。というのも、『生徒が言うことを聞かなかったのだ』と嘘の報告がまかり通ったからだ。
こんな不条理はありえるだろうか?暗い海の底で息絶えてしまった彼の無念が想像できるだろうか?…俺は絶対に許さない。自分の加虐心を満たすためだけに青年の未来を潰した卑劣な教師には、罰が必要だ。…彼にふさわしい処刑法を用意して、嘘つきゲームに挑むことにする。
初めての処刑に、アイツは疲弊しきった様子だったが…。ようやく記念すべき第一回目の嘘つきゲームが終了し、俺たちの怒りは深く、もう後には戻れないところまできたと実感する。
俺たちがやっていることが、果たして本当に正しいかはわからない。忘れもしない、あの日から、俺の人生はすでに壊れたのだ。あの日からずっと…生きている実感などあるはずもない…。だから、今はただ、殺人鬼への罰を与えることが自分の生きる価値なのだと言い聞かせるだけだ。もう、進むしかない。やるしかないんだ。
1人目はヤンキー少年。自分の殺人の罪を気弱な後輩になすりつけのうのうと暮らしている最低な人間だ。
2人目は大手企業に勤めるサラリーマン。不倫がバレたことで逆上し妻を殺害。身勝手極まりない。
3人目は自称漫画家の男、ネトゲに狂って病気の母を見殺しにした…。
4人目は年齢不詳の結婚詐欺の女。自分の美容整形の費用を捻出するために男性から金を搾り取り、複数人の自殺者を出した悪魔のような女だ。
5人目は男子高校生。ストーカーをしていた相手の女性に交際を断られ突発的に殺害するも、自殺と見せかけることに成功。今も逮捕されずにいる。
6人目は人気アイドル。マネージャーとの恋愛がバレてチームメンバーを殺害しようとするが、誤って無関係のメンバーを殺害。
…以上、6名の個性豊かな面々だ。みな、身勝手な殺人鬼である。再び、人間の汚さを目にすることになるだろう。…しかし、こう何度も嘘つきゲームを開催しているが、殺人がなくなる気配がない。殺人がこの世から無くならない限り、嘘つきゲームも終わらないだろう。
二週目やる気が起きなかったので、この丁寧なまとめはとてもありがたいです。
動画であげてくださったtrueendも拝見しました。至れり尽くせりな攻略記事をいつもありがとうございます。
こちらこそ読んで頂きありがとうございます。
「嘘つきゲーム」は辻褄が合うよう証拠品の細かい所まで気をつかっているのですが、続きを読ませたくなるような誘導がイマイチで1周目でアンインストールする人が多そうですよね。「遊ぶ側」ではなく「作る側」で批評すれば、ちょっと勿体ない感じがします。
いざ、やってみれば、2周目も結構面白いんですけどね・・・。
お疲れ様です。
証拠品がストーリー進むにつれ、変化していくのは凝っているなぁと、私も感心しました。
地下にあるボイスレコーダー?は、処刑される寸前の声を録音しているかと思いますが、此方も同じく変化してます。
情報ありがとうございます。ボイスレコーダーは気付きませんでした。情報ありがとうございます。
あと、細かい話ですが、サオリに細かく話かけるのも興味深いですよね。「これが心中を決断した人の心境なんだ」と思わせるような所もあり。