「狼ゲーム」の見落としがちなストーリーのネタバレです。「狼ゲーム」にはゲームクリアには関係ありませんが、物語の核心に迫るアイテムがあります。これらアイテムをチェックする事で、より物語の世界観を楽しめるようになっています。このページでは「記事のスクラップ」についてまとめます。
「狼ゲーム」では図書室の「記事のスクラップ」を調べると、前作「嘘つきゲーム」に関連したストーリーを読む事ができます。記事を1日で全部読む事はできず、1日目, 2日目, 3日目…とストーリーの進行に合わせて少しずつ読み進める事ができます。
数十年前、次々と不特定の男女が失踪した事件が多発した。その被害者は数十名にのぼると推測される。その犯行現場とされた建物から、数名の遺体が発見された。しかし、主犯格とされる男の遺体は発見されず、今も行方不明のままである。
この記事では、謎に包まれた事件の真相を解き明かしていこうと思う。
その施設が見つかった経緯としては、警察機関に匿名の電話がかかってきたことがきっかけである。その電話の主は、その施設の場所を指示し、調査するように要請してきた。電話主は、なぜか涙ぐんでいたという証言も残っている。おそらく、その電話主こそが、その失踪事件の主犯格の男だと言われている。
大里シンジ、笹本ダイチ、柳セイコ、桐谷マサキ、神田ミク、鈴村サオリ。
以上の人間は、謎の人物からの通報を受けて捜査した施設から遺体の姿で発見された。この大量失踪事件の被害者のなかで、唯一、遺体が発見された人物たちである。現在の状況から、主犯格の男が殺害したものと思われる。
それは、おそらく、被害者たちを模して作られた大量の人形であった。人形は顔が潰れていたり、体が真っ二つだったりで壊れてしまっていた。一体犯人は何のためにこのようなことをしたのだろうか…?その目的はまだ分かっていない。
ただ、この状況からわかるのは、ただの快楽殺人ではなく、犯人が何か目的をもって犯行に及んでいたことが推測される。
殺人鬼に裁きを下す、その名は『嘘つきゲーム』。
これまで取り上げてきた、連続失踪事件。そのノートによると、被害者たちは全員殺人鬼であることが記されていた。しかも一様に刑事罰から逃れていた犯罪者であった。この衝撃的な事実が、日本全国のみならず、世界中に衝撃を与えた。一体何の目的で犯人がこのようなことを行ったのか、それはまだ明らかになっていない。そして、繰り返しになるが、その主犯の男は行方不明のままである。
されに今回我々は、当時のその施設の捜査を行った警察から有力な情報を入手した。その施設から見つかった遺体は、みな地下の部屋に並べられていた。しかし、一体の少女の遺体だけは施設の外の木の根元にもたれかかるようにしていたのを発見された。彼女の側には花がそなえられていた。なぜ、彼女の遺体だけが特別主犯格の仕業だが、なぜそうしたのかはわからない。
真相を今後も追求しようと思う。