「狼ゲーム」の見落としがちなストーリーのネタバレです。「狼ゲーム」にはゲームクリアには関係ありませんが、物語の核心に迫るアイテムがあります。これらアイテムをチェックする事で、より物語の世界観を楽しめるようになっています。このページでは「日記」についてまとめます。
「狼ゲーム」では、リビング「日記」を読むと、狼ゲーム企画者の想いを見る事ができます。日記を1日で全部読む事はできず、1日目, 2日目, 3日目…とストーリーの進行に合わせて少しずつ読み進める事ができます。
死にました
目の前に…血だらけで倒れていました。
お父さん…お母さん
これから僕はどうやって生きていったらいいの…。
叔父さんは僕らには話しかけもせず、すぐに自分の寝室に入っていった。
布団もなくて…僕とお姉ちゃんはカーペットの上でくっついて寝た。寒い夜だったけど、お姉ちゃんがいたから暖かかった。叔父さんは明日から出張でいないらしい。明日は、叔母さんが迎えにくる。
こんな生活はいつまで続くんだろう…。お父さん、お母さんに会いたいよ…。
ふざけんなよ。
あいつは大嘘つきだ。大人たちって、世間って、本当に大嘘つきだ。
自分が小さい頃思っていたほど、大人ってそんなに立派なものじゃない。ただ、強欲で、自分のことばかり考えて、ちょっと世間を理解したような口を聞いて…。人の不幸に飛びつては、ささいな自分を守っているんだろう。
そんな大人、本当に大嫌い。
でも、その時すぐに我に返った。
僕らのお母さんもお父さんはもういない…。もういないんだ…。
みんな悪いんだ…みんなみんな自分のしたことに気づいていないんだ…。
どうして僕らはこんな辛い思いをしているのに…。どうしてみんな楽しそうに、暮らしているの?ゆるさない…。