「十三怪談 (旧 七怪談)」の琴音(コックリさん)のエンディング全文の公開です。
…翌日から、ことねは一人になった。
友達は友達でなくなり、
…ことねは度重なるいじめに遭った。
「ねぇ、…しんで?」
…とある学校で、女生徒の首吊り自殺があった。
…とある学校で女生徒の飛び降り自殺があった。
最後に話をした女生徒は徐々に精神を病み、通院を続けているという。
「少し外に出てくるわね。」
そう言い残して、友達は教室を出て行った。
その日の受領は午前で終わった。
女生徒の飛び降り自裁があったからだ。
遺書にはこう書かれあった。
”あなたも しんて゛”
最後に話した女生徒は徐々に精神を病み、
通院する日々が続いているという。
「…もう、私も帰ろう。」
ことねは、帰ることだけに意識が向いていたせいか文字の載った紙を置いて帰った。
翌日、教室で文字の載った紙が見つかった。
みつけた生徒はこう言った。
「こっくりさんに使った紙って、…」
その日の内に48つに破らないとー
「つまり…」
「あなたって、人殺しなんだよねぇ…?」
ゾッするほど、優しい声色だった。
…翌日から、二人の立場が大きく変わった。
ことねに、友達は逆らわない。